私は主人の仕事の都合で東京での生活を始めました。東京に住んでみたいという思いはあったのですが、地元を離れての生活は少し不安がありました。唯一の救いは、大学時代の友達が家の近くに住んでいることでした。その友達から仕事をしていないのであれば筆耕の仕事をしてみないかと言われました。

 

私は、字を書くことは苦ではなくて小さい頃から習っていたので得意なことの一つでもありました。それを知った友達が筆耕の仕事を紹介してくれました。筆耕のことをしらなかったので、少し抵抗があったのですがとりあえずやってみることにしました。結婚式招待状を書いたのですが、人の招待状を書くのはとても大変だということを感じました。

 

間違えてはいけないという思いと緊張で手が震えるし、人から依頼をされているので仕事なのだと思うと時間ばかりかかってしまって一日仕事をしたらヘトヘトになっていました。一件の仕事を終えたらやめようと思っていたのですが、仕上げてみたらとても充実感と達成感があってまたしても良いかなと思いました。

 

それから仕事の量を自分でコントロールしながら継続をしています。少しずつ慣れていけば良いかなと思って仕事を継続している所です。

 

小学校1年生の時からずっと習字だけは続けていました。受験生になっても、社会人になっても結婚して子供ができても習字だけは毎週教室に通っていました。そのため字だけは自信があり様々な資格を取得しました。結婚して子供が生まれたため仕事は辞め専業主婦になりました。

 

その時、習字の先生から筆耕の仕事をしてみないか、時間の余裕のある時だけでいいのでと言われたので試しに出来るかどうかわからないけれど筆耕の仕事をすることにしました。結婚式の招待状や賞状、卒業証書などの筆耕の仕事をしました。特に結婚式の招待状は、紙質も様々なものがあり慣れるまでに少し時間がかかりましたが、慣れれば手早くできるようになりました。

 

趣味の習字でお金をいただけるのは本当に有難く自分のお小遣いになってます。もう少し子供が大きくなったら仕事量を増やして、もっと稼げるようになりたいので今以上に腕を磨いて仕事が沢山いただけるようにしたいです。パソコンで何でも印刷したりできる時代なのですが、筆で書いた文字の需要も有難いことにまだまだあるので嬉しいです。

 

もっと、筆で書いた文字が良いなと思ってくれる時代がくればいいなと思ってます。子供の頃に書道を習っていたこともあり、その経験を活かして筆耕の仕事をしてみたいと思っています。

 

学生の頃は近所の書道教室に通っていたので、書道で賞をもらったりしたこともあり、それなりに手書きの文字に自信を持っていましたが、社会人になると字の綺麗さよりもスピードを求められることが多くなり、手書きの文字も荒くなって丁寧に書くことができなくなりました。最近は手書きで丁寧に書く機会は今の仕事でほとんどありません。

 

そのせいか最近はそれほど自信をもって書くことが出来ないふうに思っています。しかし元々字を丁寧に美しく書くことは好きなので慌ただしい業務で殴り書きのような文字でなく心を落ち着けて美しい文字を書く筆耕の仕事というのをやって見たいと思います。副業でもいいし、定年退職してからでも構わないので筆耕の仕事が出来ればと考えています。

 

しかし筆耕の仕事は、それほどある訳ではないので、仕事をしたいからといって見つかるとも限りません。また書道の実力もさび付いていますので、まずはレベルも上げないといけないと思います。しかし、筆耕の求人があれば是非やってみたい仕事です。